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中性脂肪が高くなる女性の傾向と対策について

中性脂肪が高くなる女性の傾向と対策について

中性脂肪はエネルギーを蓄えるのに、なくてはならないもの。
ですから少なすぎると、疲れやすくなったり免疫力が低下したりします。
しかし多すぎると、糖尿病などの生活習慣病になるリスクが高くなるので、適正な中性脂肪の値を保つことが大切です。

ただし中性脂肪は血液の脂肪なので、見た目では中性脂肪が高いか否かを判断するのは困難。
そのため、見た目がスリムな女性でも油断することはできません。
定期的に検査をして、中性脂肪が高い場合はいち早く対策をしましょう。

まずは自分の中性脂肪の値を知ろう

やみくもに中性脂肪対策をするのではなく、自分の中性脂肪の値をしっかり把握してから対策をしましょう。

中性脂肪の値は血液検査で知れるので、定期的に健康診断を受けることが大切です。
食後に検査をすると高い値が出ることが多いので、検査をする前の日の夜から朝にかけては、何も食べないように言われるでしょう。

それは、アルコールや糖分が含まれた飲み物なども同じです。
特に前の日にアルコールを多量に飲むと、基準値の数倍以上の値が出ることも少なくありません。

ですから健康診断を受ける際は、病院の指示をよく守りましょう。
中性脂肪の基準値は30~149mg/dlなので、自分の値は基準値の範囲内かチェックしてみましょう。

検査結果が記されている用紙の、中性脂肪(TG)と記載されているところを見ればわかります。
もし基準値よりも高い場合は、医師から指摘をされるでしょう。
しかし基準値内であっても149mg/dlに近い場合は、中性脂肪の値が改善されるように生活習慣を見直さなくてはいけません。

脂肪分や糖分の多い食べ物が好きな女性は注意が必要

いつもの食生活を振り返ってみてください。
ハンバーグやステーキなどの欧米型の食事や、外食を多く摂っていませんか?
また甘い飲み物をたくさん飲んでいないかも、振り返って確認してみましょう。

これらの食べ物や飲み物には脂肪分や糖分が多く含まれています。

ですから欧米型の食事や甘い飲み物を多く摂る女性は、中性脂肪が高くなる可能性が高いです。
野菜や果物のジュースにも糖分が含まれていることが多いので、配合されている成分や成分量をよく確認することが大切です。

また飲酒の量が多い女性も、中性脂肪が高くなる傾向にあります。
毎日欠かさずに飲酒をしている場合や、毎日多量のアルコールを飲む場合は注意が必要です。

ほとんど運動をしない人も中性脂肪が高くなりやすい

日頃全くと言っていいほど、運動をしないという女性も少なくありません。
スポーツジムなどに行って運動をするのは、面倒に感じたりジムに行く時間がなかったりするケースが多いからです。

ウォーキングやランニングも、長続きせずに短期間で終わってしまうケースが多いでしょう。
また移動をするときに車を使う場合は、ほとんど歩かなくても用を足すことができます。
電車で移動をする場合も、自宅や会社から駅が近い場合は歩く時間が少なくなります。
ですから、運動不足になってしまうのです。

このようにほとんど運動をしないとエネルギーの消費が少なくなるので、中性脂肪が高くなる傾向にあります。

脂肪分や糖分の多い食べ物を多く食べている場合は、より中性脂肪の値が高くなるでしょう。
脂肪も蓄積されるので、内臓肥満や肥満体型にもなりやすいです。

食事の内容を見直すことが先決

中性脂肪の値は食事の内容が大きく関係しているため、理想的な中性脂肪の値をキープするためには食生活を見直すことが大事です。

脂肪分や糖分の多い食べ物は、なるべく避けるようにしましょう。
難しく考えなくても、日本食を多く摂るようにすればOK。

特に中性脂肪を下げる作用がある、EPAやDHAが多く含まれた青魚を主菜として食べるのがおすすめです。

主菜の他に主食と副菜を摂るように意識すれば、バランスのとれたメニューになります。
野菜や海藻、キノコなどは食物繊維が多く含まれているので、コレステロールを排出するのに役立ちます。

ですから副菜として、積極的に食べるようにしましょう。
また料理をする際も、バターなどの動物性の油はあまり使わないようにしましょう。
なるべく大豆油やオリーブ油などの、植物性の油を使うようにしてください。

アルコールの量や飲む日数を減らそう

これまで飲酒をしていた人は、きっぱりと飲酒を止めるのが1番。
しかし、なかなかそれを実行できる人はいないでしょう。

でもだからと言って、落ち込まなくても大丈夫。

飲酒を全く止めることができなくても、少量(20~40g未満)ならば中性脂肪の値は変化しないという調査報告があるからです。

引用元:中性脂肪の元凶 実は「酒」より「おつまみ」だった?

このような調査結果があるからか、少量ならば飲んでも構わないという医師も多いです。
少量というのはワインならばグラス2杯、ビールならば大瓶で1本ほどの量です。

ですから飲酒をする場合は、この量を守るようにしましょう。

ただし、量が少ないからと言って毎日飲むのはおすすめできません。
週に2日程度は、肝臓を休める日を作るのが理想的です。

また唐揚げやポテトサラダなどの脂肪分や糖分の多いおつまみを好む女性は、おつまみの内容も見直しましょう。

無理のない程度に運動をしよう

中性脂肪が高くなるのを防ぐためには、運動をしてエネルギーを消費させることも必要不可欠です。

毎日30分ほど歩くのが理想的ですが、あまり無理をすると続けられなくなる可能性があります。
ですから、自分が続けられそうな運動メニューを組みましょう。

1駅先の駅まで歩いたりスーパーまで徒歩で行ったりなどの運動メニューならば、無理なく続けられるのではないでしょうか。

できれば有酸素運動に加えて、無酸素運動も取り入れることができればより効果的です。
無酸素運動と言っても、ダンベルなどの道具は一切必要ありません。

スクワットをゆっくりと10回程度行うだけです。
膝を曲げたり伸ばしたりするまでの動作を、ゆっくりと時間をかけて行うのがポイントです。

サプリメントを利用するのもおすすめ

毎日自分でバランスのとれた食事を作るのは難しいという場合は、サプリメントを利用するのも良いでしょう。

特に中性脂肪の改善には、青魚に多く含まれるEPAやDHAのサプリメントが推奨されています。
数多くのサプリメントが販売されているので、EPAやDHAの含有量や製造元を確認して自分に合ったものを選びましょう。

ただし、血液が固まりにくくなるという一面も持ち合わせています。

ですから、人によっては飲む量に注意しなくてはいけません。
外科的治療の予定がある人などは、医師に相談してから飲むようにしましょう。

またサプリメントはあくまでも補助的な役割をもつ健康食品です。
基本的には食事から栄養を補い、不足分をサプリメントで補うようにしてください。

まとめ

日頃不摂生な生活をしている場合は、中性脂肪が高い可能性があります。
揚げ物や甘い物、アルコールを多く摂っていないか、これまでの食生活を振り返ってみましょう。

ほとんど運動をしない女性も、注意をしなくてはいけません。
現時点では問題がなかったとしても、運動不足の状態が長く続くと中性脂肪の値が変化するでしょう。

あれこれと予想するだけでなく、自分の値を知って現実と向き合うことが大切です。
健康診断に行って、中性脂肪の値を調べましょう。

もし値が高かったら日本食を多く食べたり適度な運動をしたりして、体の中と外から対策をしてください。
毎日理想的な食事を摂れない場合は、サプリメントで足りない栄養素を補うのも1つの方法です。

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