トイレトレーニングは何歳から行う?上手に促すコツとお勧めグッズ
トイレトレーニングは赤ちゃんだった子供が初めて行う社会性を身に着けるための行動であり、またママが行うしつけでもあります。
何歳からなど開始時期の目安やママがストレスなくトイレを促すコツなど、知っておきたいトイレトレの基礎をお伝えします。
またあると便利なおすすめグッズもご紹介。
トイレトレーニングを始めるのはいつから?
トイレトレーニングを始めるのは何歳頃か、ママたちの意見で多いのは2歳前半が最も多く、次いで1歳後半もしくは2歳後半が多くなります。
統計的に見れば2歳くらいになるため、2歳には始めなければならないと焦りが生まれたり、決まったルールなんだと誤解しがちです。
ただ子供には個人差があるため、まずはおしっこがしたいと思う脳の発達が必要です。
成長の目安や季節、進め方のスケジュールについて説明します。
子供の成長の目安について
トイレトレーニングをはじめる判断材料になるのは子供の成長を目安にしましょう。
- 歩いてトイレに行ける
- トイレの間隔が2時間くらい空いている
- 便座にある程度の時間座っていられる
また言葉の発達の目安も参考にしましょう。
- 大人の真似ができる
- 簡単な指示を理解し実行できる(ごみを捨ててきてなど)
- 質問にうん、いやなど答えられる
- 欲求を簡単に言葉や仕草で説明できる(抱っこ、ちょーだいなど)
開始時期の季節は関係あるの?
トイレトレーニングをおすすめする時期は春から夏です。
冬が向かない理由は以下です。
- 汗の量も少なくなりおしっこの回数も減る
- 厚着なので脱がせにくい
- トイレが寒かったり脱ぐと寒い
- パンツやズボンが乾きにくい季節
子供にストレスなく始めてもらうには、春や夏の方が良いことが分かりますね。
ただ目安程度なので、優先するのは子どもの発達やママの状況、またトイレへの興味の方が良いでしょう。
トイレトレーニングの簡単な進め方
全てが以下のような流れで進むとは限らず、ママの健康状態で変わったり下の子が産まれたりと様々な要因から前後することもあります。
参考程度に進め方を知っておくと便利です。
- 絵本などのグッズを使って排せつはトイレですることを覚えさせる
- おむつチェックで排せつの間隔を知る
- トイレに誘う
- 便座に座らせてみる
- 何回か成功したら徐々にパンツに切り替える
今までオムツにすることが当たり前だった排せつを、トイレでする方向に持っていくことがまずは難関でしょう。
DVDなど分かりやすくトイレを説明してくれるアイテムを利用すると子供が分かってくれやすいでしょう。
トイレトレーニングを上手に促すためのコツやポイント
トイレトレーニングを行うのに欠かせないのは褒めるということです。
今までオムツで排せつをするのが当たり前だった子供がトイレで急に排せつできないのは当たり前のこと。
個人差もあるので叱らず、無理強いにならないことが大切です。
次に、上手にトイレを促すポイントを見ていきましょう。
トイレは気持ちが良くなる場所だと教えよう
排せつをトイレで行うことを分かってもらうには、トイレで排せつすることでスッキリする、おしりにつかなくて気持ちが良いなどプラスのイメージをつけましょう。
少し恥ずかしいですが、大人のトイレを実際に見せて「ここでするんだよ」と教えてあげるのが一番早いです。
それ以外にも、絵本など子供が分かりやすいツールを使って、トイレ=怖い所ではないことを教えましょう。
着脱しやすい服装を選ぶこと
トイレトレーニングを行っている間は、パンツやズボンなど脱ぎ着しやすい衣服を身に着けてあげましょう。
スウェットやジャージ生地でゴムが入っている物を選びましょう。
以下のような服は子どもも着にくく、ママも面倒なので避けた方が無難です。
- デニム(スキニーなどぴったりタイプ)
- スパッツ
- タイツ
- 丈の長いトップスやワンピース
丈の長いトップスやワンピースはおまるに座った時に自分で裾を持たなければならないので難易度が高いです。
成功体験を自然に積ませる
トイレに行って、たまたま自然に排泄できたという偶然でも構わないので、たくさん成功体験を積ませることが大事です。
そのためにはママは子どもの排せつのタイミングを知る必要があります。
排せつの間隔をメモして、できるだけトイレのタイミングを合わせるようにしたいですね。
あまり何回もトイレに誘うことを毎日すると、面倒になったりストレスを感じるので上手に促しましょう。
進まない時は無理強いしない
排せつイコールトイレということを教えても中々進まない時があります。
進まない場合、まだお子さんにはトイレトレーニングが早い可能性もあります。
一旦中止してもやってきたことが無駄になる訳ではないので、一旦中止して時期を見てまた再開しましょう。
また周りの子供がどんどんオムツが外れていくと、ママが焦りがちです。
しかしトイレトレーニングは子供のペースに合わせることが一番大切なので、見守る気持ちを持ちましょう。
トイレトレーニングにかかせないアイテムやグッズ
トイレトレーニングに欠かせない必須アイテムと、あると子供がトイレに興味を示してくれるグッズを紹介しましょう。
排せつイコールトイレを認識させる本やDVD
まだ2歳の子供にトイレの大切さを言葉で伝えても理解が難しい場合があります。
そこで役立つのが排せつイコールトイレを認識させる絵本やDVDです。
トイレを可愛くするために、キャラもののポスターやシールを用意しても良いかもしれません。
おまるor補助便座は家の間取りで考える
トイレトレーニングを行う時に必ず必要なのが補助便座かおまるです。
どちらを選ぶかは家の間取りで決めましょう。
例えば部屋からトイレが近いなら補助便座で良いでしょう。
逆に部屋からトイレが遠い、トイレを嫌がる時はおまるからの方が始めやすい場合もあります。
それぞれのメリットから選んでください。
補助便座のメリット
- 排泄物の処理がしやすい
- 直接トイレに移行できる
おまるのメリット
- 足が床につくので踏ん張りやすい
- 急にもよおしても間に合いやすい
- 早い月齢からも始めやすい
応援カレンダーやシールなどやる気を引き出すアイテム
トイレトレーニングは子供によっては長い期間かかる場合もあります。
子供の気力や努力を継続させるには、様々なやる気を引き出すグッズが必要です。
排せつが成功したらシールを貼らせる、応援カレンダーを用意しできれば遊園地に連れていくなど少しのごほうびを与えるのも良い方法です。
好きなキャラクターのトレーニングパンツ
排せつがトイレで何回か成功したら、トレーニングパンツへの移行を考えましょう。
自分で好きなキャラクターのパンツを本人に選ばせるのもやる気を引き出すコツです。
オムツではなくて、パンツを履けることはおにいちゃん・おねえちゃんになるんだよ、ということも教えてあげて自信をもってもらいましょう。
布パンツにしてからも何回も失敗しますが、叱らずに枚数を用意したり部屋にラグを敷くなどママは対応が必要です。
おすすめの商品をいくつかご紹介
最後に上記でご紹介した中でも特に人気が高く、口コミ評価も良いおすすめのトレーニンググッズをいくつかご紹介します。
- 【トイレトレーニング本】といれ (あけて・あけてえほん)
- 【おまる】コンビ)ベビーレーベルおまるでステップ
- 【補助便座】リッチェル Richell ポッティス 補助便座R
- 【トイレトレーニングシール】ディズニー じぶんでできたよ!
- 【トレーニングパンツ】ベビー トレーニングパンツ 6層構造 通気性 吸水性 トイトレ初期 天然綿 5枚セット 男女兼用
トイレトレーニング用の商品は数多くの豊富な種類が販売されています。
上記でご紹介した商品はその中でも人気が高いものですのでお悩みの方はこちらをおすすめしますが、もちろんご家庭の環境や子供の好みによってキャラクターやサイズを選ぶのが一番ですので参考程度にして頂ければ幸いです。
まとめ
トイレトレーニングはママにとって大きな仕事のひとつですが、子供にとっても自分で出来たという自信に繋がり自己肯定感もグッとアップします。
自己肯定感が高まることは将来の心の土台作りや自信に繋がるため、非常に重要なことです。
叱らずに大きな心で子供を応援してあげると良いでしょう。