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妊娠中にやってはいけない・口にしてはいけないNG行為何がある?

大切な赤ちゃんがお腹の中にいる妊娠中は、それまでは気にもしていなかったいろいろなことが気になるものですね。

心配しなくても大丈夫な些細なことまで、不安に感じてしまうのが妊娠中の女性の心理。

そんなプレママさんが妊娠中にやってはいけないことや、口にしてはいけない食べ物など、妊娠中のNG行為をまとめてみました。

妊娠中の日常生活でのNG行為

今まで何も考えずにしていた普段の行動で、NGなことがあります。
以下で詳しく紹介します。

体を冷やす

妊娠するとホルモンバランスの変化や姿勢に無理がかかることから、いつもより体が冷えやすくなります。

体を冷やしてしまうと、つわりがひどくなる、お腹が張りやすくなる、足がむくんだりつりやすくなる、流産や早産の危険性が増える、逆子になるリスクが高くなるなど多くの問題が起こりやすくなります。

普段から冷え性の人もそうでない人も、妊娠中は特に体の冷えに注意しましょう。

熱いお風呂に入る、お腹をあたためる

冷えがよくないからといって、熱いお風呂に浸かるのもNG行為です。
流産や早産、先天性異常のリスクが増加するというデータがあります。

妊娠したらお風呂はぬるめのお湯にして、時間も短めにしてください。

高温の環境はお腹の赤ちゃんの神経発達に良くない影響を及ぼすので、お腹にカイロを張ってあたためたり、ホットヨガ、よもぎの座浴、温座パッドなどもやめておきましょう。

重いものを持つ、高いところに手を伸ばす

妊娠中はなにかと体が不安定ですし、昔から危険と言われる行為はしない方が安全です。

とくに妊娠初期はまだ胎盤が完成していないので、強い腹圧がかかることが多いと流産や不正出血のリスクが高くなります。

また高いところに手を伸ばす行為は、お腹が伸びて胎児に負担がかかるようです。

仕事で重いものを持つ必要があるときや、高いところのものを取らなければならいときは、遠慮せずに他の人にお願いしましょう。

ストレスをためる

妊娠中に過度のストレスがかかった状態が続くと、赤ちゃんがアレルギー疾患や喘息にかかる可能性が高いと言われています。

それでなくても妊娠中は我慢することが多かったり、無理がきかない、体の調子が悪いなどでストレスがたまりやすいもの。

自分なりのリラックス方法やストレス解消方法を見つけて、気分を落ち着けるようにしてください。

ダイエット

お母さんが妊娠中にダイエットをすると、なんと生まれた赤ちゃんに肥満や糖尿病のリスクが増えるというデータがあります。

赤ちゃんが生まれれば自然に体重も戻ることが多いので、あまり神経質にならずに栄養バランスの良い食事をしっかり取るようにしてください。

猫を飼う、猫に触る

犬は問題ないのですが、猫に寄生することがあるトキソプラズマが危険です。

健康な人が感染してもあまり重症になることはないのですが、妊娠中の女性が感染すると症状が重くなり流産する可能性があります。

またお腹の赤ちゃんに先天性トキソプラズマ症の発症や、なんらかの障害が現れるリスクがあります。

殺虫剤を使う

妊娠初期は特に注意をしてください。

人間には害がないと言われる殺虫剤ですが、胎児や赤ちゃんにはやはり影響があります。

掃除機の紙パックも、殺菌成分入りのものは避けてください。
掃除機をかけるときの排気に殺虫剤が含まれることになります。

体調が悪いとき、病気などでのNG行為

病院や薬なども妊娠中になると、注意しなければならないことがあります。

親知らずの抜歯

抜いたあとに腫れたり傷んだりが続くこともあるので、痛み止めを飲めない妊娠中は避けたほうが無難。

よほどの緊急事態を除いては、出産や授乳を終えてから抜く方がいいでしょう。
虫歯や歯周病の治療は、つわりがおさまったら早めにすませてしまいましょう。

市販薬や漢方薬を飲む

痛み止めやアレルギーの薬、風邪薬や胃腸薬など妊娠中でも飲みたい薬はあると思います。

そのときは妊娠中だからと我慢せず、病院で妊娠中でも影響のない薬を処方してもらいましょう。

市販薬を自己判断で飲むのはNGです。
漢方薬も、すべての薬が安全で副作用がないというわけではありません。

サプリメントを自己判断で飲む

サプリメントは体に良いし副作用もないから安心、と勘違いしてしまいがちですがこれもNG。

成分によっては避けたほうがいいものもあるので、必ず病院に持参して主治医の許可を得てからにしましょう。

特にビタミンAは大量摂取すると、赤ちゃんが先天異常を起こす危険性があると指摘されています。

妊娠がわかったら、すぐに服用をやめてください。

湿布を貼る

比較的安価の湿布なら大丈夫なことも多いのですが、湿布は皮膚から成分が吸収されて赤ちゃんに影響を及ぼす危険もあります。

内服薬と同じように、担当医に処方してもらいましょう。
ロキソニンテープやインドメタシン配合の湿布は、絶対NGです。

妊娠中に口にしてはいけないもの

食べてはいけないNGなものもあります。

注意が必要ですが、覚えてしまえば特に苦にはならないでしょう。
詳しく紹介しますので、確認してくださいね。

飲酒・タバコ

有名なことですが、タバコはお腹の赤ちゃんの健康に大きく影響するので絶対にNGです。

低体重や先天性の異常のリスクが高まります。

飲酒はたまに少量飲む程度なら、問題ありません。
ですが奇形や胎児性アルコール症候群の危険がありますので、できるだけ避けるようにしてください。

ナチュラルチーズ・パテ・スモークサーモン・生ハム

オードブルにありがちな食品ですが、これらには手をださないようにしましょう。

妊娠中は普通の人の20倍も感染しやすいと言われる、リステリア菌が付着している恐れがあります。

早産や胎児死亡などの原因になるとして、厚労省でも注意喚起しています。
カルシウムをとるなら、プロセスチーズならOKです。

生もの

こちらも妊娠中は周囲の人に言われると思いますが、食中毒や寄生虫が怖いので避けてください。

ノロウィルスやO-157は激しい嘔吐や下痢症状が起きるので大変危険ですし、特に妊娠中は症状が重くなりがちです。

またトキソプラズマは抗体を持たない妊婦さんが食べると、赤ちゃんに感染して深刻な病気にかかってしまう恐れがあります。

カフェイン

血管を収縮させて、赤ちゃんに栄養が行きにくくなると言われるカフェイン。

大好きなコーヒーを急にやめるのも辛いですから、1日1杯から2杯程度ならOKとされています。

コーヒーよりもぐっとカフェインの量が多い玉露や、コーヒーの半分の紅茶などにも注意が必要です。

コーヒーを飲むなら他の飲み物は、ノンカフェインのものを選ぶようにしましょう。

マグロ、鮭などの大型魚、スナック菓子

胎児への影響が心配されるとして、厚労省が1回80gまでとしているメチル水銀がわずかに含まれています。

頻繁に、またはたくさん食べるのは避けた方が無難でしょう。

生卵

サルモネラ菌が付着している恐れがあります。

信頼できるお店で購入した、新鮮なもの以外はやめておきましょう。
産み落とされたばかりの洗浄していない卵も危険ですから、注意してくださいね。

神経質にならずゆったりと過ごすことが大事

こうしてみると、妊娠中は普段の生活に比べて制限がたくさんあると感じますね。

でも妊娠期間はその間は大変でも、赤ちゃんが元気に生まれてくれたら、苦労も我慢も報われます。
きっとすぐに忘れてしまいますよ。

かわいい赤ちゃんの笑顔を見るまでの辛抱だと思って、頑張って乗り切ってくださいね。

ただし我慢のしすぎや無理は厳禁。

少しゆるいかな?と思うくらいでちょうどいいので、些細なことはあまり気にせず神経質にならないように、リラックスして楽しみに過ごしてほしいと思います。

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