妊活中の女性の気持ちを常に平常するためのセルフコントロール術
妊活中の女性の心はデリケート。
生理が来るたびに一生懸命頑張っているのにまた生理が来てしまったと落ち込んで、不安定な心になる女性は少なくありません。
でも不安定な心のまま毎日を過ごしていたのでは、自分が望む結果から益々遠のいてしまいます。
心の状態は身体にも影響を及ぼすからです。
ですからいつも平常心でいられるようにセルフコントロールをして、穏やかな気持ちで妊活ライフを送りましょう。
ピックアップする情報をよく選ぼう
妊活中は色々な情報を集めようと、雑誌やネットなどでたくさんの記事を閲覧する女性も多いでしょう。
でもそれらの全てが正しい情報とは限りません。
例えば中には妊娠したい気持ちを利用して、実際は妊娠と関係がない商品を売りつけるサイトもあります。
しかし妊活中の女性は、可能性があるのなら何でも試してみたいと思うでしょう。
自分よりも冷静な周囲からの指摘などで騙されたことに気が付き、心が深く傷付いたり疲れ果ててしまったりする女性もいます。
ですからたくさんの情報を鵜呑みにするのではなく、信頼できる情報提供元の情報だけを得るようにすることをおすすめします。
信頼できる専門家を見つけよう
自分1人で頑張っていると、本当にこれで良いのかと不安な気持ちになるときがあると思います。
専門的なことや女性にしかわからないことなどで悩んでいる場合は、夫に相談しても解決しないでしょう。
ですから婦人科医や整体師、漢方薬薬剤師などの、信頼できる専門家を見つけることをおすすめします。
積極的に妊活のサポートを行っている専門家ならば、妊活に関する様々な悩みを解決することできるでしょう。
またこの人がサポートしてくれているのだから大丈夫!と考えられるようになるため、気持ちが安定する方が多いです。
心を健やかに保てる生活リズムを心掛けて
妊活中の女性の多くは、規則正しい生活を送るように心掛けていることでしょう。
しかし仕事をしている女性の場合は、理想通りの生活リズムにならないこともあります。
特に夜型の生活を送っている場合は疲れが溜まりやすくなるため、ストレスも抱えやすくなります。
ストレスを抱えている状態が続くと自律神経が乱れてホルモンバランスが崩れるので、子宮や卵巣の働きも弱まってしまうことに。
ですからなるべく朝方の生活リズムにして、ストレスを溜めにくい身体にしましょう。
リラックス方法を見つけよう
ストレス状態のときとは逆にリラックスしていると自律神経が整うため、自然と理想的なホルモンバランスに近づいていきます。
そのため、なるべくたくさんリラックスできる時間を確保しましょう。
アロマの香りを嗅ぎながらお茶を飲んだりマッサージをしてもらったりなど、様々なリラックス方法があります。
アウトドア派の方はキャンプをしたり、ウォーキングをしたりするのも良いでしょう。
もし今すぐにでもモヤモヤする気持ちを何とかしたいと思っているのならば、紙に自分の気持ちを書くだけでもスッキリして次第に気持ちが平常になっていきますよ。
一生懸命頑張り過ぎない
毎日妊活に必要なことをきちんと行っていても望んでいる結果にならずに辛いときは、1度思い切ってそれらを辞めてみましょう。
例えば毎朝測っている基礎体温や、妊娠のために頑張っている運動などです。
一生懸命頑張り過ぎると脳が緊張状態になるため、ホルモンバランスが乱れてしまいます。
また頑張っていると、これだけ頑張っているのだから今度こそ大丈夫!と期待を持ってしまいがち。
でも期待が大きかった分生理が来ると、激しく落ち込んでしまうでしょう。
ですから疲れたときは少しの間妊活を中断するのも、健康的な心を取り戻す1つの方法です。
生理がきたら美味しいものを食べて気持ちを切り替えよう
妊活中は生理が来ると、また生理がきてしまったと落ち込むでしょう。
しかし逆に考えれば、毎月生理が来るということはホルモンが正常に分泌されているということ。
ですから妊娠をするための身体作りはできているのだと、前向きに考えると良いでしょう。
どうしても前向きになれないときはお疲れ様という意味を込めて、夫婦で美味しいものを食べるなどして憂鬱な日を楽しい日に変えるのがおすすめ。
そうすれば、無理なく次に向かって気持ちを切り替えることができるでしょう。
妊活仲間がいると心強い
妊活中の悩みは夫に話すよりも、自分と同じく妊活をしている仲間に話したほうがスッキリすることもあります。
おしゃべりをすることでストレスを発散できる女性は多いので、仲間と話すだけでも気持ちが楽になるでしょう。
また、妊娠に必要な情報を得られるというメリットもあります。
会って話すのが苦手な場合は、マッチングサービスなどを利用すると良いでしょう。
専用のアプリをダウンロードして必要な情報を登録し、友人承認されたらダイレクトメッセージでやり取りができるようになるという仕組みです。
これなら気軽に妊活仲間を作ることができるのではないでしょうか?
もちろんお互いが会って話したいと思えば、会うことも可能です。
妊活仲間が妊娠したときのネガティブな感情の解消法
妊活仲間が妊娠したという知らせを聞いたときに、心からうれしい!良かったね!と思える方は少ないでしょう。
どうしても妬みや嫉みの感情を抑えることができずに、自己嫌悪に陥る女性は多いです。
でもそのような気持ちを抱えてしまうのは仕方のないこと。
そう割り切って、夫や親などの信頼できる人にネガティブな感情を吐き出しましょう。
また「どうしちゃったの?」と自分に問いかけるのもおすすめ。
そうすると自分を客観的に見ることができるので冷静さを取り戻し、ネガティブな感情を少し抑えることができますよ。
趣味を思い切り楽しむ
赤ちゃんが出来たら、しばらくの間は自分の趣味を楽しむことができなくなります。
ですから妊活中の間に、自分の趣味を思い切り楽しむのがおすすめ。
楽しいと思えることをすれば、自律神経や子宮、卵巣などの働きにも良い影響を与えてくれるでしょう。
ヨガやストレッチなどの妊娠しやすくなると言われる運動をするのも良いですが、モヤモヤした気持ちを抱えているときは本当に好きなことを楽しんだほうが良いです。
夫婦で海外旅行や温泉旅行に行くのも良いですね。
夫に気持ちを理解してもらう
妊活中の男性の中には、不安定になる妻の気持ちを理解してくれない方もいます。
そのため夫婦の中が険悪になって、妊活どころではなくなってしまうことも。
そのようなことにならないように、あらかじめ妊活中は不安定な心になりやすいことを話しておくと良いでしょう。
また自分1人で何でも頑張りすぎないようにするために、家事を分担するなどして家のことも夫に協力してもらいましょう。
周囲からのプレッシャーを感じたら距離を置くのも1つの方法
妊活中の女性の多くが体験する、周囲からのプレッシャー。
特に家族からのプレッシャーを強く感じる方が多いのではないでしょうか?
会う度に「子供はまだなの?」と聞かれると、気持ちが滅入ってしまうでしょう。
自分の親ならば言い返すこともできますが、夫の親に気持ちをハッキリと伝えるのは難しいもの。
もし夫がこれ以上プレッシャーをかけないように上手に伝えてくれるのならば、それが理想的です。
しかし夫が伝えてくれなかったり伝えても改善が期待できなかったりするのならば、少しの間距離を置くと良いでしょう。
妊娠したいということばかりを考えていると、気持ちが張りつめてしまいます。
ですから日常の中にうれしい!楽しい!気持ちいい!と思えることを積極的に取り入れて、平常な気持ちをキープできるようにしてくださいね。