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レディースローンとは何?女性優遇のローンサービスの特徴

消費者金融やカードローンで現金を借りるというのは、サラ金などとも呼ばれ男性が借りるものという印象が根強くありました。

しかし、最近では若い人や女性でも利用する人が増え、私たちの生活に浸透しています。

そんな中で女性たちの間では、レディースローンに注目する人も多くなっています。

社会進出によって急にお金が必要な女性は多い

以前は、女性が現金をローンで借り入れするというのはあまりありませんでした。

しかし女性が社会進出を果たし、男性同等のお給料を得ている人も増えている現代、キャッシングやローンを利用する機会も以前より増えています。

それでも全体の利用者の3割程度しか女性でお金を借りる人がいないのは、やはり女性はお金の管理がしっかりできている人が多く、無理な借り入れはしない傾向があるからかもしれませんね。

とはいえ女性であっても、急な出費で焦ってしまうという場面はあるはず。

親戚の不幸で急に帰省しなければ、とか資格取得のためにまとまった学費が必要、歯の矯正やホワイトニングで医療費がかかるなど、いろいろな理由からあと少しの現金があればというときに、足りない分を借り入れできるカードローンがあると助かりますね。

レディースローンの特徴

レディースローンはキャッシングやローンの利用の垣根を下げ、お金を借りることに抵抗が強い女性や、収入が低いために普通のローンでは審査に通りにくい人でも安心して利用できるように工夫されたサービスです。

レディースローンだからといって、女性が審査や貸付条件の面で優遇されるということはありません。

条件等の内容は普通のカードローンとさほど変わりませんが、女性が契約しやすくなっているのが特徴です。

対応スタッフが全員女性

レディースローンでは申込みや返済の相談など、問い合わせに対応してくれるのは全員女性スタッフです。

相手が男性だと思うとなんとなく尻込みしてしまうとか、怖いのではないかな、などと電話連絡をするのを不安に思ってしまうような人でも、相手が女性だと親近感を感じて安心して話ができるのではないでしょうか。

またスタッフも申込者と同じような悩みを共有できる女性ですから、より親身に相談にのってもらえるという面もあるようです。

女性同士で優しく対応してくれますので、男性には話しにくいデリケートな内容でも話しやすいというのは大きなメリットでしょう。

カードのデザインにも工夫が

お財布の中に入れてあってもローンのカードだとはわかりにくい、おしゃれなデザインのカードで人気のレディースローンなどもあります。

お金を借りるのは恥ずかしいとか、人に知られなくないという女性心理をカバーできるようになっているのですね。

普通のキャッシュカードやクレジットカードと変わらないデザインであれば、見られないように隠しすぎていざというときに見つからない、などという心配もなくなります。

プライバシーへの配慮も

結婚している女性なら、夫にはナイショでお金を工面したいという時があるでしょう。

家族と一緒に暮らしている女性でも、親や兄弟には知られずにお金を借りたいという事情もあると思います。

そんなときでもレディースローンなら、本人以外には情報がわからないように配慮してくれます。

自分さえ気をつけていれば、誰にも気づかれずに契約や利用ができます。
ただしあとで自分が困らないように、節度をもった利用を心がけましょう。

レディースローンは誰でも借りられる?

レディースローンはパートやアルバイトであっても、また専業主婦でも利用できます。

ただし消費者金融や銀行ローンなど種類によって、借りられる条件が違ってきます。
自分の条件に適したレディースローンを選んで、申し込むことが審査に通るカギでしょう。

レディースローンは審査が甘い?

レディースローンは相手が女性なので審査が甘いという噂もあるようですが、そんなことはありません。

審査内容は普通のカードローンと変わりないですし、審査を通過する難易度が下るということもありません。

やはり安定した収入が見込める正社員が審査を通りやすいですし、収入が少なければそれに応じて借りられる額の上限は低くなります。

むしろ女性がキャッシングでお金を借りすぎて返済困難になることがないよう、上限額は普通のローンよりも低めに設定されていることが多いくらいです。

パートやアルバイトでも審査に通りやすい

ではなぜレディースローンは審査が甘いと言われるのかというと、普通のローンよりも収入が低い女性に対して間口を広げているからなのです。

男性に比べて年収が低い傾向にある女性では、男性と同じ条件のローンに申し込んでも、審査に通らないことがあります。

それは収入がしっかりしている男性を基準に、審査しているからなのだそうです。

その点レディースローンであれば、女性しか申し込みをしないので、年収が低めの人でも比較的通りやすいと言われています。

ですから正社員や契約社員に比べて年収が多くないパートやアルバイトの人でも、申し込みやすくなっています。

そのかわり借り入れできる上限額は、低めに設定されています。

専業主婦が借りられるレディースローンは?

ただしレディースローンといえど、無収入の人は審査が通りません。

何らかの形で借りたお金を返済できるだけの収入が見込めなければ、お金は貸してもらえないのと同時に、貸金業法によって定められた総量規制があるからです。

総量規制とは?

総量規制は、2010年に貸金業法で多重債務問題を解決するために制定されたルールです。

それ以前は高金利の借金を返すためにまた借金を繰り返し、多重債務に陥る人が絶えず社会問題となっていました。

多重債務を抱えて返済のために生活が困窮する債務者をなくすために、総量規制では特別な事情の場合を除いて、総額で年収の3分の1までしかローンでお金を借りることができないと決められています。

年収150万円の人では、借入れできる額の上限は50万円となります。

配偶者貸付枠で借りると?

総量規制では夫婦の場合、2人の年収をあわせた額がその世帯の年収とみなされます。

ですから収入のない専業主婦がお金を借りる場合は、夫の年収の3分の1が上限となり、夫に借金があればその額は総額から差し引かれます。

もし主婦がレディースローンを利用したいと思えば、配偶者貸付という方法で申し込むしかありません。

これには夫の収入証明書や同意書が必要となり、夫にナイショで借りることができません。
これでは夫の名義でカードを作るのと同じことになり、かなり面倒ですね。

専業主婦が申し込むなら銀行ローン

こうした事情から、消費者金融系のレディースローンは専業主婦では審査が通らないと考えて間違いありません。

ところが銀行系であれば、収入がない専業主婦でも借り入れできることが多いのです。

なぜかというと、銀行は総量規制の対象とならないからです。
もちろん必ず通るというものではありませんし、借り入れ上限額も少なめですが、銀行系レディースローンであれば夫の収入証明書も同意書も必要ありませんので、夫に言わずに借りることも可能です。

専業主婦の人は銀行系ローン一択といっていいでしょう。

計画的にレディースローンは使おう

女性が優遇されるレディースローンですが、基本的なことは普通のローンと変わりません。

キャッシングやクレジットが当たり前になってきている現代だからこそ、無理な使い方はしないよう注意しつつ、人生を豊かにするために上手に利用していきたいですね。

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