脚痩せエステのヒートマットで気持ちのよい汗をかこう
脚痩せエステを受けると、ほとんどのサロンでヒートマットを使用したメニューが組み込まれています。
このヒートマットはどのようなもので、どのようなメリットがあるのでしょうか。
ヒートマットとは
普段からエステを利用しない人は、ヒートマットと聞いてもイマイチどんなものか分からないのではないでしょうか。
ここではヒートマットがどのようなものかを説明していきます。
身体を温めやすい身体を作る機器
ヒートマットは熱電線を張り巡らせて温熱効果を発揮するマットのことで、様々なエステで導入されています。
身体を芯から温めることを目的としており、発汗効果や新陳代謝を促進する効果が期待されるものです。
またヒートマットとひとことで言っても、セラミック製のものから電力調整機能が付いているものなど様々な種類が存在しています。
脚痩せエステでもヒートマットは頻繁に使われており、脚だけではなく全身をすっぽりと包むものが多いです。
コースの中にヒートマットの施術がない場合も、自分が寝転ぶベッドにヒートマットが敷かれていることもあります。
夏場のエアコンが効いた室内でも身体を冷やすことなく施術を受けることができ、より痩せやすい身体を作ることができるのです。
ヒートマットはどんな人に向いている?
ヒートマットが発汗効果や新陳代謝を促進するものであることは、お分かりいただけたのではないでしょうか。
次にこの施術はどんな人に向いているのかを見ていきましょう。
- 冷え性、むくみが気になる人
- 普段からあまり汗をかかない運動不足の人
- セルライトが気になる人
- 仕事や家事などでストレスを感じている人
ヒートマットの施術は以上のような人が特に向いているものです。
ヒートマットを使う理由
ヒートマットの効果は冷えた身体をあたためることだけではありません。
ここでは施術の際にヒートマットを使用する理由についてお伝えします。
施術の効果をより高める
冷えて固まった身体と温かくて柔らかい身体は、どちらの方が施術に向いているのでしょうか。
冷たくて固い粘土は形を形成することが難しく、時間が掛かります。
逆温かくて柔らかい粘土はすぐに好きな形を作ることが可能です。
身体も同じように、温かくて柔らかいほうが早く理想のボディを手に入れやすくなります。
エステで使用するヒートマットは全身を包み込み、ゆっくりと身体をあたためる機器です。
これにより冷え固まった筋肉や脂肪が柔らかくなり、その後に行うマッサージやマシンを使った施術の効果を高めます。
深部にある脂肪にまでアプローチできるため、身体を温めないで施術を受けるよりも施術の効果がアップするのです。
代謝が上がり痩せやすくなる
身体が温まっているほど新陳代謝は促進されます。
温めた脂肪は柔らかく溶けやすいです。
逆に冷えた脂肪は固まってしまい、なかなか取り除くことができません。
そのためヒートマットを使用して常に身体を温めながら施術する必要があるのです。
血流やリンパの流れも良くなるので、痩せやすい身体になる効果もあります。
新陳代謝が上がると消費できるカロリーの量も多くなり、今まで通りの運動でも体重を落とすことができるでしょう。
女性は特に身体が冷えやすいので、ヒートマットを使った施術は効果が現れやすいです。
何回かの施術で効果が見られるので、エステに通うのも楽しくなります。
デトックス効果を促進させる
身体を内側から温めることで、血流やリンパの流れも良くなります。
とくに遠赤外線のヒートマットは身体を深部から温めることができるので、汗腺からではなく、皮脂腺から汗が出てきます。
これは普段の運動では再現できないことなので、ヒートマットの特徴と言えるでしょう。
皮脂腺から出る汗は体中の老廃物や脂肪、セルライトを含んでいます。
体中の毒素を排出することができるため、むくみを解消することもできるのです。
そのためヒートマットを使用したことによる汗は、普段の運動の時にかく汗とは違い、白く濁っていることもあります。
また大量の汗をかくので、こまめに水分補給をすることも忘れないようにしましょう。
ヒートマットを使用するメリット
身体が温まった状態で施術を受けることは、早く効果を引き出すことができるためとても大切になってきます。
ヒートマットを使用するとたくさんのメリットもあるので、施術を受ける前にチェックしておきましょう。
毛穴から汗をかくことができる
体温調整や運動でかく汗は、基本的に汗腺からかくものです。
皮膚の表面から出る汗になるので、老廃物を排出してくれるようなものではありません。
一方皮脂腺から出る汗は、毛穴に詰まった皮脂や凝り固まったセルライトもしっかりと押し流してくれます。
ただ皮脂線から汗を出すためには皮膚の奥深くから汗をかく必要があり、時間をかけてゆっくりと身体を温めなければなりません。
そのためヒートマットを使ってゆっくりと身体を温めることは非常に効果的です。
身体を芯から温めるため毛穴もしっかりと開き、老廃物が流れやすいようになります。
頭が出ているので安全に体内温度を上げられる
温泉やサウナ、岩盤浴は室内全体の温度が高く設定されています。
頭部が温まりすぎると脳への血液の循環が促進され、頭痛を起こしたり体調を崩してしまう原因になり危険です。
それに比べエステで使用するヒートマットは、首から下のみを温めるものになります。
頭部を避けて身体を温められるので、体調を崩してしまうことなく安全です。
またエステのスタッフが常に体調を見てくれるので、快適に過ごすこともできます。
汗も拭きとってくれますし、万が一体調が悪くなった時はすぐに対処してくれるのです。
もちろん体調が万全でないときに施術を受けると、ヒートマットだけではなく、他の施術の時にも体調を崩してしまいがちになります。
そんな時もきちんと対応してくれますが、なるべく万全の体調で施術に臨みましょう。
リラクゼーション効果
ヒートマットは包まれているだけで体質も改善され、ストレスの発散にもなります。
軽い運動やストレッチを通して汗をかくというのも、もちろんストレス発散効果もありますが、ヒートマットはそれよりも効果があるのです。
他の施術を受ける前に身体をリラックスさせておくことで、筋肉もほぐれ施術の効果を出しやすくなります。
そのためヒートマットの施術の後にキャビテーションなどの施術を行うエステが多いです。
良い汗をかいた後に最新技術の施術を受け、より痩せやすく美しいボディーラインを手に入れることができるでしょう。
ヒートマットの注意点
身体を芯から温め、他の施術の効果をアップさせることのできるヒートマットですが、この施術には気を付けなければいけないこともあります。
低温やけどをしてしまうことも
低温やけどはホッカイロや湯たんぽなど、自分の体温よりも少し高い温度のものに長時間触れ続けることで起きる症状です。
ヒートマットも例外ではなく、30分近く使用すると低温やけどを引き起こします。
通常ヒートマットを使用する時間は、だいたい10~20分程度なので安全ではありますが、個人差があります。
低温やけどは症状が見た目にでないこともあったり、痛みを感じないこともあり、軽傷を勘違いしてしまいやすいです。
温ヒートマットの温度が高い場合、熱いと感じる以外にピリピリとした痛みを伴うことがあります。
この症状が続くと皮膚に赤みを生じ、中度のやけどに繋がり大変危険です。
少しでもおかしいと思うことがあれば、すぐにスタッフに相談しましょう。
大量の汗をかくという不快感がある
ヒートマットを使用する際には、薄いパラフィンシートを身体に巻いてからマットの中に入ります。
顔から出る汗はスタッフが拭き取ってくれますが、身体から出た汗は吸い取るものが無いので、どんどんシートの中に溜まっていくのです。
このシートのおかげで、自分がどのくらい汗をかいたかが分かるというメリットはありますが、施術を受けている最中は、大量の汗が溜まることに不快感を抱くかもしれません。
ただこちらはタオルを巻くとこで改善されますが、その分体温の上昇も促進されるので、体調を崩してしまう恐れがあります。
また自分の汗でかぶれてしまう人もいるので、あらかじめどのようにヒートマットを使うのか確認しておくと良いでしょう。
まとめ
ヒートマットは温熱効果を発揮し、毛穴から汗をかくことでデトックス効果や新陳代謝をアップさせる働きがあります。
施術時間は10~20分程度で、この施術の後にキャビテーションなどを受けることで、施術の効果をより高くすることができるのです。