30代から始める自宅で出来るお肌アンチエイジングの5つの対策
30代はシミやシワなどお肌の老化を感じ始める年代です。
アンチエイジングケアが必要だと思っても、エステや高級スキンケアのようにお金をかけられないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
自宅でお金をかけなくても、きちんとアンチエイジングができる5つの対策方法を見ていきましょう。
目次
1.毛穴をケアし正しいクレンジング法を身に着ける
肌の新陳代謝の周期はずっと28日ではないことは知っていましたか?
ターンオーバーが28日前後なのは20代くらいで、30代になるともっと長い周期になります。
遅ければ遅いほどニキビや肌荒れが治りにくく肌がくすんで見えるので、古い角質をしっかり取り除き、保湿を行うのがアンチエイジングの基本です。
そのためにはまず汚れを落とすことが大切です。
自宅でできる簡単な角質や汚れを落とす方法を知っておきましょう。
ホットタオルで毛穴を開く
42度くらいに温めたホットタオルを顔に5分程度乗せるだけの美容法です。
簡単で気持ちが良く、以下のような効果が期待できます。
- 毛穴が開き、汚れが落ちやすくなる
- 血行促進でくすみ防止
- 眼精疲労ケアでリラックス
ホットタオルの作り方も非常に簡単です。
- ハンドタオルを水でぬらす
- 500wのレンジで1分加熱
洗顔前や保湿前に行い、手で温度を確かめてから顔にのせてください。
ホットタオル後は肌が乾燥しやすいので、必ず保湿を行いましょう。
クレンジングがスキンケアを制す
正しいクレンジングの仕方を行うだけで、お手入れのクオリティがアップします。
クレンジングを行う際のポイントをいくつか紹介しましょう。
- ゴシゴシ擦らない
- アイメイクなどのポイントメイクを先に落とす
- ぬるま湯でしっかり洗う
皮膚はティッシュくらいの薄さしかないので、擦ると炎症や刺激がおこります。
また唇や目などのポイントメイクは先に専用リムーバーで落としましょう。
最後に油を落とすために、冷たい水ではなくぬるま湯で洗い残しのないようにしっかり洗いましょう。
2.家でも出来るシミ予防対策を行う
そばかすのような遺伝性のもの以外のニキビ跡や肝斑、老化によるシミは薄い段階だと改善できる可能性があるので諦めてはいけません。
シミ予防のポイントは角質を取り除き新陳代謝を促すことです。
角質を取り除こう
角質を取り除くには市販のピーリング剤を使用すると良いでしょう。
さらにお金をかけたくない場合に、米のとぎ汁を洗顔後に使う方法があります。
とぎ汁には新陳代謝を促すビタミンB1が含まれていますので、自然の成分で角質ケアができるのです。
方法はクレンジングと洗顔を行ったら、カップ2杯のとぎ汁に1.5倍量のぬるま湯を入れて、マッサージするように洗顔して、その後に洗い流します。
ターンオーバーを促す
肌を冷やすことでメラニンが作られるのを防止することができます。
さらに肌が冷えれば温めようとする働きで血行が促進されて、ターンオーバーを促すことに繋がります。
クレンジングと洗顔後に氷水パックを行いましょう。
- 氷水にハンドタオルを浸す
- タオルを半分に折り顔半分ずつ20秒覆う
- 化粧水や美容液を付けて再度パックを行う
- 保湿クリームを付けて完了
化粧水の後に行えば、成分が定着しやすく毛穴も引き締まります。
3.アンチエイジングに良い保湿成分で補う
洗顔後に保湿ケアを行いますが、アンチエイジングにはどのような成分を選べば良いかで迷う人も多いでしょう。
選びたい成分は肌の弾力性アップや水分保持、抗酸化力を持つ以下のような成分を選びましょう。
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
- エラスチン
- ビタミンC
- レチノール
- セラミド
- アミノ酸
自分の肌悩みに合った成分が含まれたスキンケア商品を選ぶことが重要です。
またつけ方ですが、化粧水はコットンよりも手で付けることをおすすめします。
コットンは摩擦が生じますし、手なら自分の肌の状態がダイレクトに分かるからです。
自分の手でお肌の状態をチェックする習慣を付けましょう。
4.リラックス効果も期待できるマッサージを行う
エイジングに役立つツボ押しや、顔のマッサージがあります。
ツボ押しやマッサージはリラックス効果はもちろん、顔の血行を促進してくれるのでくすみ予防になります。
いくつか紹介するので参考にしてください。
目の周りのたるみ取りに魚腰のツボ
魚腰は顔の表面部分まで神経が繋がっており、目元のシワやたるみはもちろん、おでこのシワやくまにも効果的です。
場所は瞳の中央の真上にある眉毛上にあります。
中指の腹で優しく押すと刺激が伝わりやすいです。
ほうれい線対策のひよこ口の顔ヨガ
顔ヨガには様々な方法がありますが、ひよこ口はほうれい線に効果的で、かつ簡単にできる方法なので試してみましょう。
顔ヨガ中は呼吸を止めないのがコツですね。
やり方は以下の通りです。
- 唇を閉じ頬を思いきり吸い込んでひよこのような口にする
- 上の状態を10秒キープし唇を上下に動かす
毎日持続して行うことが大切です。
首から鎖骨のリンパマッサージ
耳から鎖骨そして脇の下にかけてリンパが流れています。
リンパの流れが悪いと顔のくすみにも影響が起こり、疲労が取れにくくなるのでスッキリさせましょう。
- 耳の後ろ側の付け根を指でほぐす
- 鎖骨にかけて指でなでるようにマッサージする
- 片側の鎖骨を反対側の人差し指と中指で挟み、外側に流す
リンパの流れが悪ければ他にも肩こりが起きるので、デスクワーク中心の女性にもおすすめの方法です。
5.老化の元となる活性酸素を除去する食べ物を食べる
外側からのケアはもちろん、肌は内側からケアすることで改善が見込めます。
健康な肌細胞は血液からの栄養や酸素を十分に行き渡らせることが大切なので、シミ対策や抗酸化対策ができる栄養素をしっかりと摂りましょう。
ビタミンC
ビタミンCにはメラニンの生成を抑えたり、できたメラニン色素の色を除去する働きを持っています。
また活性酸素を無害にしたりと、シミ予防のために一役買ってくれる栄養素です。
ビタミンC含有量が多い食べ物は以下の通りです。
- アセロラ
- ブロッコリー
- 赤・黄パプリカ
これらを積極的に食べましょう。
ビタミンE
ビタミンEには毛細血管を広げて血行を促進してくれる作用を持っています。
抗酸化力があり、新陳代謝を活性化して活性酸素を除去してくれる栄養素のひとつです。
以下のような食べ物がおすすめです。
- ナッツ類
- うなぎ
- モロヘイヤ
- 西洋カボチャ
あまり多くは食べられない食材が多いので、スムージーにしたりサプリメントで摂っても構いません。
ビタミンA
ビタミンAは肌の新陳代謝には必ず不可欠な成分で、シミを排出させる働きを持っています。
体内の酸化を防ぐ抗酸化作用があります。
ビタミンAを含む食べ物はこちらです。
- 肉のレバー
- うなぎ
- モロヘイヤ
ビタミンAは1日の摂取量に上限があります。
摂りすぎると中毒症状を引き起こすことがあるため、サプリで摂取する際はきちんと摂取量を確認しましょう。
うなぎであればうな重で食べる量で充分なビタミンAが摂取できます。
まとめ
30代のお肌のアンチエイジングケアは洗顔の仕方をきちんとおこなったり、ホットタオルなどの少しの手間をかけるだけでも働きかける効果は違ってきます。
年齢肌に良い成分の化粧水を選び、血行促進のためのツボ押しやマッサージを行いましょう。
また外側からだけでなく、抗酸化力のある食べ物で内側からバランスよくアンチエイジングを行うことが大切でしょう。