忙しい女性が覚えておきたいおすすめの時短メイク術
朝の女性はとにかく忙しい!
食事の支度や子どもがいればそのお世話、働いている人は出勤の準備などメイクにしっかり時間なんてかけていられませんよね。
おしゃれしてお出かけする日ならいざしらず、毎日念入りなバッチリフルメイクの必要はありません。
忙しい毎日を乗り切るおすすめの時短メイク術を伝授しますので、ぜひ役立ててください。
目次
ポイントはメリハリ!マストのラインを決めるべし
毎日のメイクはパパっと済ませてしまいたいけれど、手抜きと思われるのも嫌ですね。
特に仕事をしている女性なら、最低限のメイクは社会人としてのマナー。
時短でも他の人にすっぴんなの?と思われない程度はメイクしたいものです。
ところでメイクしているかすっぴんなのか、わかりやすい場所ってどこなのでしょうか。
それは眉毛と唇、そして肌の血色です。
逆に言えばそれさえキッチリしておけば、あとは手抜きでも何とかなるということです。
時間がなくても抑えるべき、マストの部分だけは覚えておきましょう。
ベースメイクはオールインタイプを使うのが正解
メイク下地を塗ってリキッドファンデを塗ってパウダーをはたいて、とセオリーどおりにやっていたのでは時短なんてかないません。
色々なメーカーから魅力的なアイテムが出ていますので、自分の肌質や肌色にあるコスメを探してみましょう。
BBクリーム
保湿美容液と日焼け止め、化粧下地、ファンデーションなどの機能が一つにまとまったBBクリームは、これだけでベースメイクが完了するすぐれものアイテム。
スキンケアが終わって肌が落ち着いたら、ササッと塗るだけです。
おすすめなのは美容家のIKKOさん考案の男塗り。
手のひらに乗せたBBクリームを両手でこすりあわせて広げ、両手を使って直接肌に乗せる方法です。
ポイントはゴシゴシ広げるのではなく、ポンポンとスタンプのように乗せていくこと。
とても自然に肌に馴染みますよ。
もっと薄付きで透明感がほしい人は、CCクリームでもOKです。
クッションファンデ
カバー力が欲しい肌にはクッションファンデがおすすめです。
スキンケア成分と毛穴カバー効果、また化粧下地とコンシーラー、ファンデーションなどいくつもの役目を一つでかなえてくれます。
リキッドファンデとパウダーファンデの良いところを持ち合わせた、人気の技ありアイテムです。
眉なし顔は絶対NG、時間がなくてもしっかり描いて
すっぴん感を強調するのが眉毛がないこと。
眉がしっかり描かれていないと、女性はなんとなく生活感がにじみ出た疲れ顔になってしまいます。
どんなに時間がなくても眉だけは整えましょう。
チップオンアイブロー
チップで描く、パウダータイプのアイブロウ。
ペンのように描きやすくなっているため、足りない部分は描き足して後は全体的にぼかしてと、1本で2種類の使い方ができます。
簡単にふんわりナチュラルな眉毛が作れますよ。
パウダーインペンシル
ペンシルタイプで描きやすいのに、描いてみると実はパウダーという新感覚コスメ。
三角カットのペン先なので、足りない部分はとがった部分でしっかり描いて、あとは広い面で全体をぼかすと立体感のある眉になります。
パウダー&ペンシル
その名の通り、パウダーとペンシルが一体化したアイブロウです。
ペンシル部分で眉を描いたら、後はパウダーチップでぼかしましょう。
時短メイク術を叶えるにはぴったりのアイテムです。
アイメイクは足し算と引き算を考えて
アイメイクは顔の印象が変わるほど重要なポイントですが、全部をやろうとすると時間がどれだけあっても足りません。
自分の顔の印象やメイクとの相性を考えて、足した方がいいものと省略してもいいものを研究してみましょう。
アイシャドウは指を使ってササッと塗る
アイシャドウはナチュラルメイクでも重要なポイントで、ざっくりと塗っているだけでもオシャレ感が出ます。
ほどよいラメ感のあるタイプを使うと、単色でも目元がキレイに見えます。
時短メイクの場合は、肌なじみの良いブラウンやベージュ系のものを選んでください。
クリームタイプの単色アイシャドウなら、指でまぶたの際から薄く塗り拡げるだけで、やりすぎ感のない艷やかで上品な目元になります。
重ねれば濃淡ができて、グラデーションもつけられますよ。
パレットアイシャドウならひと塗りで、きれいなグラデーションができるタイプも人気です。
アイラインは失敗の少ないペンシルタイプを使う
アイラインは黒だと失敗した時の痛手が大きいので、時短メイクでは避けた方が無難です。
ブラウンやボルドーのペンシルアイライナーなら線がぶれにくく、ラインを引いた後にぼかしてナチュラルにもできるので、苦手な人も大丈夫。
きれいにラインが引ければ、マスカラなしでもアイシャドウとアイラインだけでアイメイクは完了です。
マスカラはビューラーなしでもいける
ビューラーできれいにカールするのに時間がかかるという人は、ビューラーなしでいきなりマスカラでも大丈夫です。
ですが、まずはマスカラ下地を塗ってから、マスカラを塗るのがベスト。
マスカラ下地を塗ってからマスカラをつけると、カールも出て保ちも良くなります。
ポイントは下まつげにしっかりマスカラを塗ること。
まつげで目元が強調されるので、アイラインなしでもくっきりします。
アイラインが苦手な人は、時間のない朝はマスカラだけでも大丈夫ですよ。
リップとチークは血色感を出すマストアイテム
きちんとした印象や元気な感じを出すには、血色の良い顔色を作ることがとても大切です。
頬と唇にはナチュラルな色味を出したいですね。
チークは大きめブラシがおすすめ
チークをきれいに入れるには、100均のもので十分なので大きめのブラシを用意しましょう。
ブラシにサッとパウダータイプのチークを取って、頬の小鼻の横あたりから外側に向けてひと塗りするだけで、簡単キレイに仕上がります。
クリームタイプのチークなら、口紅と兼用のものが忙しい女性には便利ですね。
時短になるだけでなく、色の統一感も出ます。
口紅は色付きリップでも
ちょっとしたお出かけの時や子どものお世話で忙しいママさんなど、ナチュラルメイクの女性は色付きのリップクリームを塗るだけでも大丈夫。
鏡を見なくても塗れるので気づいたときにすっと塗れますし、唇の保湿にもなるので便利です。
バッグやポーチの中に常備しておくと、口紅をつけるのを忘れたなんてピンチの時にも役立ちますよ。
時短メイク術を駆使するのに便利な小ワザ
最後に朝の慌ただしい時間に手早くメイクをするときに役立つ、意外と便利なおすすめの小ワザをご紹介します。
クレンジングシートを手元に置く
メイク中に手が汚れることもありますね。
そんな時にいちいち手を洗うのは大変です。
クレンジングシートで手を拭きながらメイクすると、時短になります。
ビューラーはドライヤーで温めて使う
ホットビューラーみたいに手早くキレイにまつ毛がカールできますよ。
まぶたにスプーンをあててマスカラを塗る
慌ててマスカラを塗ったらうっかりまぶたについてしまった、という失敗を防げます。
下まつげのマスカラは歯間ブラシで塗る
歯間ブラシの先を少し曲げて、マスカラをつけて塗ります。
塗りづらくて下の肌についてしまいがちな下まつげも、キレイに塗れますよ。
自分なりの時短メイクを研究しよう
顔の作りも手先の器用さや手際の良さも人それぞれ。
でも手早く上手にメイクをするには、普段から練習しておくことも大切です。
お休みの日を利用して自分に必要なメイクと、省略しても大丈夫なメイクを研究したり、使いやすいアイテムを探して自分なりの時短メイク術を見つけてくださいね。