子供のお弁当におすすめの簡単おかず・レシピや盛り付けのコツ
忙しい朝のお弁当づくり、しかも毎朝となると、苦手ママには正直荷が重いと感じることもあるのではないでしょうか?
SNSに可愛らしいキャラ弁や、美味しそうな手作りのおかずが詰まったお弁当の写真をアップしている人もいて、そんな写真を見ていると自分にはとてもムリと意気消沈してしまう瞬間も。
でも、お弁当づくりが得意なママばかりではありません。
誰にでも簡単にできて、キレイに見えるレシピや盛り付けのコツをご紹介します。
明日からのお弁当づくりに、ぜひ役立ててくださいね。
子どもが大好きなおかずベスト5
マルハニチロ株式会社が実施したインターネット調査によると、子どもが好きなお弁当のおかずの第一位は鶏のからあげ。
アンケートに答えた人の半数以上が、鶏のからあげと回答しています。
そのあと玉子焼き、ウィンナー、ハンバーグ、ミートボールという順で続きます。
これは不動の人気おかず、お弁当の王道という感じの内容になっていますね。
子どもも好きですし、ママも使いやすいおかずではないでしょうか。
それにちょっとしたアイディアで、可愛いおかずにも変身します。
お弁当づくりに時間がかかってしまう人は、前日の夜のうちに下ごしらえをしておくと早いですね。
子どものお弁当づくりのコツ
子どものお弁当はとにかく食べやすさが重要です。
分量は大人の半分くらいを目安に、主食とおかずを半々くらいに入れるとバランスが取れます。
まだお弁当に慣れていない子には
幼稚園に入園したばかりでまだお弁当に慣れないうちや、食の細い子にはいつも食べる量より少し少なめにするのも良い方法です。
食べるのに時間がかかったり、嫌いなものが入っていたりすると、お弁当の時間が苦痛になってしまうこともあります。
慣れるまでは、好きなものや食べやすいものを入れてあげるようにしましょう。
食べやすい工夫をする
子どもが一人でも食べやすいように、手づかみでも食べやすいもの入れるのもおすすめです。
おにぎりやサンドイッチ、海苔巻きなどは手で食べられる主食の代表格。
作るときは小さめにして上げてください。
おかずもスティック状にしたり、ひとくちサイズにしてピックを刺しておくと、簡単に食べられます。
具材は小さめにカットする
子どもの小さな口にあわせて、おかずの具材は小さめにカットしましょう。
かたいものや繊維が多く噛み切りにくいものには、切り込みを入れておくと食べやすくなります。
甘いものやフルーツを入れる
それでも全部食べきれない子には、甘いおかずやフルーツなどを入れてあげるのもおすすめです。
かぼちゃの茶巾や大学芋、スイートポテトなどを作って冷凍しておけば、そのままお弁当に入れるだけなので時短にもなります。
可愛く見せる盛り付けのコツ
少しの工夫で、いつものお弁当も可愛くなります。
コツや便利なグッズを紹介します。
大きなものから詰めていく
お弁当を詰めるときはまず主食から置いて、次にからあげや玉子焼き、ハンバーグなどの大きなおかずを詰めます。
そのあとで隙間に小さなおかずを詰めていくと、バランスよくきれいにできあがります。
隙間なくぎっしりと詰める
少しでも隙間があると、持ち歩くときに中身が偏って崩れてしまいます。
入れたおかずが変形しない程度に、しっかりと隙間を埋めましょう。
飾り切りやアレンジをマスターする
いつもの見慣れた食材でも、アレンジ次第で可愛く美味しそうに変身します。
簡単にできるアレンジ技や飾り切りの方法をマスターしておくと、遠足や運動会などのお弁当づくりにも役立ちますね。
便利なお弁当グッズを利用する
最近では100円均一でも、便利なキッチングッズがバラエティ豊かに並んでいます。
いろいろ使ってみて上手に活用すれば、お弁当づくりも楽しくなるかもしれません。
デザインや色、形が違うバランやシリコンカップ、ピックはおかずの彩りが足りないときの心強い味方になります。
海苔を可愛くカットできるものや、ハムやチーズに使える型抜き、小さなおにぎりを簡単に作れるグッズなどもあります。
子どもが喜びそうなものを見つけてくださいね。
おかずのアレンジ技を覚えよう
定番のおかずも、アレンジによってはガラッと変化します。
子供も食べたくなるアレンジを覚えましょう。
お花の卵焼き
ラップを横長にしき、手前から奥側の端に竹串を5本等間隔で並べておきます。
いつもの厚焼き卵を作ったら、手前側の端に置きそのままくるくると2巻き程度包んで、そのまま竹串と一緒に巻き込んでいきます。
竹串が等間隔になるよう成形したら、両端を輪ゴムで止めてそのまま冷まします。
ラップを外してスライスしたら出来上がり。
断面が、お花の形になります。
芯になる部分に、色のキレイな食材を入れてもいいですね。
ギザキザウィンナー
タコさんウィンナーも可愛いですが、たまにはこんな大胆なウィンナーもおすすめ。
ウィンナーの上面に、斜めにギザギザの切り込みを深めに入れて焼きます。
切り込みの部分が焼くと開きますので、その部分に爪楊枝などを使ってケチャップを入れ込みます。
ミートボールバーガー
ミートボールを半分に切り、間にミートボールより少し大きめに切ったレタスとチーズ、薄い輪切りにしたミニトマトを挟んでピックを縦に刺して止めます。
トマトが苦手なら、代わりにきゅうりを挟んでも。
白ごまを振るとよりハンバーガーっぽくなります。
ドーナツバーグ
ハンバーグのたねをドーナツ型に成形して焼き、とろけるチーズやケチャップ、ぶぶあられ(五色あられ)などでトッピングします。
入っているだけでお弁当が一気に華やかに。
お弁当箱のフタをあけたときの子どもの顔を想像すると、ニヤニヤしてしまいそうですね。
ハートかまぼこ
かまぼこを板についたまま、1センチ間隔で切り込みを入れましょう。
さらにその真ん中にも、端の1センチを残して切り込みを入れます。
このまま板から切り離すと、上の部分が繋がったままのかまぼこができますので、ハート型にしてピックなどで止めます。
三つ編みかまぼこ
板かまぼこのピンクの部分(グリーンなどの色がついている部分でも)を下の白い部分から端を残して切り離し、さらに縦に3本、下まで切ってしまわないように注意しながら切り込みをいれます。
この3本を三つ編みにして、端をピックで止めます。
かまぼこは色もキレイなので、色味が少しさびしいときにお弁当を華やかにしてくれます。
簡単にできる隙間に詰めるもう一品
一通りおかずを作っても、スペースが出来てしまうこともありますよね。
そんな時に手軽にできる一品もあります。
お花のハム
ハムを半分に折って端を残して長方形になるように切り込みを入れ、クルクルと巻いてパスタで端を結びます。
お弁当の隙間に入れるだけで、キレイなお花のようになります。
チーズとハムのクルクル
ラップの上にスライスハムを置き、レンジで軽く温めたスライスチーズを載せてクルクルと巻き、冷蔵庫に入れて冷やします。
冷えるとチーズがハムに張り付きますので、そのまま食べやすいサイズに切ります。
星のちくわ
オクラを茹でてちくわの中に詰め、食べやすいサイズに切ります。
断面に見えるオクラの星型が、見た目にもかわいい一品になります。
うずらの目玉焼き
普通の目玉焼きを入れるのはちょっとキビしいですが、うずらで作ればミニサイズで色合いも明るくお弁当が引き立ちます。
簡単に楽しくお弁当づくりを
いかがでしたか?
こちらでご紹介した他にも、簡単なレシピやアレンジはたくさんあります。
SNSの人気レシピなども参考にしながら、いろいろ工夫してみてくださいね。
空になったお弁当箱を見たら、また明日も頑張ろうって思えるかも。
子どもがお弁当のフタを開けて、驚いたり喜んだりする顔を想像しながら、楽しくお弁当づくりをしてくださいね!