仕事が忙しくストレスが溜まっている時のおすすめ気分転換方法
少しのストレスは人生にハリを与え、目標に向けての活力にもなりますが、溜まり過ぎたストレスは体に不調をきたすことがあります。
自分でストレスをコントロールできるよう、ストレスが溜まった時の気分転換方法を知っておかなければなりません。
仕事が忙しく今にも爆発しそうな時にできる気分転換の方法をお教えします。
目次
体を動かそう
適度な運動は脳を刺激しストレスに良いことが分かっているそうです。
あまりにハードな運動はかえって疲れるので軽く体を動かしましょう。
リズム運動
幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンが不足するとイライラします。
以下のような一定の動きを繰り返すリズム運動はセロトニンの活性化につながります。
- ランニングやウォーキング
- 踏み台昇降運動
- 縄跳び
不安やイライラ感が強い時におすすめです。
ヨガもおすすめ
ストレスが溜まり過ぎると呼吸が浅くなってしまい、それが身体に悪影響を及ぼすことがあります。
ヨガは凝り固まった筋肉の緊張をほぐし、爽快感や開放感を与えてくれます。
運動する時間が無くても、家で10分程度あればできますので自律神経を整えるメリットのあるヨガはおすすめです。
こまめに席を立つ
運動なんて仕事が忙しすぎるから無理、筋トレやヨガも続かない、そういう人には日常生活で出来ることをしましょう。
例えばデスクワークの人は長時間座っているとイライラしたり集中力が切れがちです。
トイレに立ったりなるべく席を立ちましょう。
空気を吸ったり伸びをしてストレッチするのもおすすめです。
ドラマや映画で思い切り泣く
普段嫌なことがあっても大人だからと泣くことを我慢していませんか?
実は涙を我慢していると、交感神経ばかりが優位になり自律神経が乱れがちになってしまうのです。
涙を流すと副交感神経が優位になるので、リラックス効果をもたらしてくれます。
泣ける映画やドラマで思いっきり感情を出して泣くとスッキリしますよ。
ガムを嚙んでリラックス
よくサッカー選手や野球選手がガムを噛んでいるのを見たことはありませんか?
日本人が見ると、はしたない、マナー違反という意見もありますが、ガムを噛むのはストレス発散につながる行為なのです。
ガムを噛んで得られるメリットは2つ。
- 集中力がアップ
- リラックス効果
人間は咀嚼する時に咀嚼中枢という脳の部位に刺激を送っています。
その刺激で脳が活性化され、血液が脳にいくため集中力アップが期待できます。
また噛む行為は一定のリズム運動なので、セロトニンの分泌が活性化されます。
職場で噛むことができない場合は、離席時や休憩中でも構わないのでガムを噛んでみましょう。
深呼吸はストレスに良い?
深呼吸はシンプルなですが心身ともにリラックスできる方法です。
深呼吸は副交感神経を優位にするので、セロトニンの分泌につながります。
逆に交感神経ばかりが優位になっていると、呼吸が浅くなってしまい体が常に興奮状態で休めません。
心のリラックスだけでなく深呼吸は多くの酸素を取り込むので体の細胞を活性化し、疲労感を改善してくれるのです。
深呼吸のポイント押さえておきましょう。
- 鼻からゆっくり吸う
- 吸ったら数秒息を止める
- 口から息を吐ききること
体をほぐすために目を閉じてリラックスして行うと良いでしょう。
気を遣わない人にとことん聞いてもらう
普段から気を遣わない相手に心のモヤモヤや悩みを聞いてもらうとスッキリします。
話すことで自分が抱えている問題を整理でき、前向きになったり解決策を冷静に考えられるようになるからです。
また聞いてもらう以外にも仲の良い友人とショッピングをしたり映画を見たり時間を共有することで、浮かない心が晴れることもあります。
掃除に没頭してみる
家が汚いままだとより一層気分が暗くなってしまいます。
掃除を行うと下記のように得られる効果もあるでしょう。
リフレッシュ効果
ずっと気になっている汚い部分を見て見ぬふりをしているとストレスが溜まりませんか?
思い切ってここを掃除するぞ、と決めて掃除をすれば気分もリフレッシュするでしょう。
集中力がアップする
「掃除は取り掛かるまでは重い腰が上がらない」いう人も多いのではないでしょうか?
ただやり始めた途端、終わるまではやめられなくなるということもよくあります。
それだけ集中力がアップしている証拠なのです。
何かに集中している間はその事だけを思っているので嫌なことを忘れることもできます。
お風呂で副交感神経を優位にしよう
お風呂に入る時、忙しいからとシャワーで済ませていませんか?
ストレス解消のためにはリラックスを意識することが大切なのできちんと湯船につかりましょう。
湯船につかると血行が促進されます。
すると緊張していた体がほぐれるので副交感神経が優位になり、ストレスによる自律神経の乱れを予防できます。
お風呂の温度は39度~40度程度にしておきましょう。
あまり熱いお湯は逆に交感神経を優位にさせてしまいます。
アロマオイルを垂らしたり、音楽を聞きながらがおすすめです。
新しいことにチャレンジしない
エネルギーが不足していると、何か新しいことをしてもいつもの力が出せずにうまくいかないことがあります。
ストレスが溜まっている場合はあまり新しいことにチャレンジすることにエネルギーを使わず、一旦休止も大切です。
常に走り続けていれば息も切れるのは当然です。
例えばあまり人付き合いがうまくないのにストレスを解消しようとサークル活動に入ってみたり、心機一転と引っ越しや環境をガラッと変えたりするのは逆にストレスがたまることもあります。
しなければならない事を意識的に減らし、やらなくても良いかも、と疑問があるようなことは断ってしまうのも必要です。
義理の付き合いや気の進まない飲み会などは断って、自分を少し甘やかすのも大切でしょう。
誰でもできる簡単な解消法
何もする気が起きない時でも行える簡単な解消法を紹介します。
ボーっとする
あえて何も考えない時間を設けることで脳の働きを高めることができます。
ボーっとするほうが脳に悪そうというのは間違いです。
ボーっとすることで脳の働きを高め、心に余裕が生まれ考えていることが整理できます。
仕事から帰ってきて、お風呂から上がったらあえて何も考えない時間を10分程度設けると良いでしょう。
大声を出す
大声を出すと脳が刺激されて、スッキリとリフレッシュした気分になります。
例えばこのような行動で大声を出してみましょう。
- スポーツ観戦で大声で応援
- ライブで大声を出す
- カラオケに行って熱唱する
普段いかない場所へ行けば、現実逃避もできるのでストレス解消になります。
気力がない方は家で枕を口に押し付けて大声を張り上げる、それだけでも構いません。
紙をビリビリに破る
イライラが止まらなくなって、壁を殴ってしまい後で後悔した経験はありませんか?
そうなる前に家の中で壊しても良い物をわざと壊してみるのはいかがでしょう。
例えば紙を破る、空の段ボールを殴るなどがおすすめです。
まとめ
今回は自分自身でできるセルフストレス解消法を紹介しました。
ただ自分で気を付けられるうちは良いのですが、中にはストレスが度を越えてしまい何もする気力が湧かなくなることもあります。
そうなったら危険信号と言えるので、ストレスの根源を回避したり専門医に相談してアドバイスをもらう対処も必要ですよ。